こんばんは。
本日、2019/05/15より、カナダドル/円の買いトラリピの運用を開始しました。
このページではカナダドル/円のトラリピ設定などについてまとめてみました。




なぜ今、カナダドル/円なのか?

昨日、4月上旬から運用を続けてきたメキシコペソ/円の効果測定をまとめ、メキシコペソ/円の運用を止めるという記事を公開しました↓

メキシコペソ/円の買いトラリピの運用を停止したことで、クロス円の買いトラリピの運用枠が1つ空いたので、代替となる通貨ペアとしてカナダドル/円を採用した次第です。
ただ、カナダドル/円はメキシコペソ/円の運用を停止することを決めてから目を付けた通貨ペアではなく、数か月前からずっと注目していた通貨ペアです。

こちらはカナダドル/円の1998年ころからの月足です。
ここ約20年間の最安値は1999年と2009年の68円台です。
現在のカナダドル/円のレートは約81円。
過去20年間の値動きを大きなレンジ相場と考えると、今の81円からの下落幅は約13円と、非常に小さいことから、リスクを抑えつつ、リターンを狙いに行ける状態であると判断したのが、今、カナダドル/円のトラリピを始めようと決断した理由です。

こちらは豪ドル円の月足です。
今回、豪ドル円の買いトラリピも候補として検討したのですが、現在のレート約75円から過去の最安値55円までは約20円の下落幅があるため、今回は豪ドル/円を採用せずにカナダドル/円を採用しました。

蛇足ですが・・・

私は以前、仕事でカナダに数回滞在経験があり、最も長い時で2ヶ月間ほどカナダで生活していました。
その際にカナダドルを実際に使って生活していたので、カナダドルは個人的に非常に思い入れのある通貨です。
(今でも持ち帰ったカナダドルのコインが家に残っています。)

カナダには単身で赴き、Airbnb経由で見知らぬカナダ人ホスト(でも、そのホストは今ではFacebook上での仲良しです!)の家にステイさせてもらいながら取引先の会社にレンタカーで通い、慣れない左ハンドルでウィンカーをつけようとしてワイパーを動かす失敗を何度も繰り返したり、右車線と左車線を間違えて逆走してクラクションを鳴らされまくったり、取引先の人に金曜のランチからビールをたんまりと飲まされて午後は仕事にならなかったり(カナダでは金曜の午後になるとそういうゆるーい雰囲気になる風潮があります 笑)と、カナダには忘れられない思い出がたくさんあります。

新しいブログの記事を作る際にはアイキャッチ画像を選ぶのがささやかな楽しみです。
今回はナイアガラの滝の写真を選んでみました。
「ナイアガラの滝はアメリカでは?」
と思う方も多いかもしれませんが、ナイアガラの滝はアメリカとカナダの国境を分断する川にある滝です。

私もカナダ滞在中の休暇にナイアガラの滝を訪れましたが、事前の想像をはるかに上回る圧巻の迫力でした。
ちなみにナイアガラの滝はカナダ側とアメリカ側から訪れることができますが、カナダ側から見るほうが美しいとされており、カナダ側のほうがレストランや遊覧船、その他のアトラクションが充実しているので、ナイアガラの滝に行く予定がある方はカナダ側から訪れることをオススメします!

カナダドル/円のトラリピ設定

運用開始日:2019年5月15日

設定①(現在稼働中)
設定レンジ:85.0~70.5円
売買:買い
注文の通貨数:1,000通貨
注文本数:30本
注文幅: 50pips
利確幅:50pips (500円)
ロスカット設定:70.0円

注文幅について

今回の注文幅は50pips(0.5円)と設定しました。
私のほかのトラリピの多くは100pipsの注文幅が多いです。
注文幅が狭いということは、含み損を抱える状態になったときに含み損を抱える本数、金額が大きくなるというリスクがありますが、先述の通り、現在のカナダドル/円は過去の下限にかなり近いため、ここからであれば、
注文幅は50pipsの設定にしてもリスクマネジメントが効くと判断しました。

カナダドル/円の リスクシミュレーション

2019年5月現在のカナダドル/円のレートは約81円ですが、今回のトラリピ設定の上限である85円からポジションを持ち続けながら買い下がり、70円までレートが下がってロスカットとなった場合の損失を計算してみました。

 損失金額:232,500円

当たり前の話ですが、85円から70円まで一度も相場が上下を繰り返さずにまっすく落ちるわけではなく、その過程では、トラリピの利確は何度も発生するでしょうし、保有ポジションに対するスワップ金利も発生するでしょうから、レートが実際に70円まで落ちたときの純損失はおそらく10万円ではないかと予想しています。その程度の損失であれば許容できると考え、今回の運用開始に至りました。

今後の運用状況については、ある程度日数が経過した時点で数字をまとめて報告したいと思います。