先日、こちらの記事で1日100円をトルコリラに投資してレバレッジ3倍で運用を続けると、20年後には7600万円が手に入るという記事を書きました。
但し、このシミュレーション結果にはいくつかの制約条件があり、その中でも要素として大きい制約条件は、トルコリラ/円のレートは32円で20年間固定で計算をしているということです(将来のレートは誰にも予想できないので)。

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ですが、みなさんご存知の通り、トルコリラ/円はここ数年で大幅に下落している通貨です。

 

2013年5月の54円台をピークに、わずか4年で29円台まで大暴落しました。実に5割近い暴落です。

そこで、今日は、 「前回紹介した『1日100円トルコリラ投資を2013年5月からやっていたら現状どうなっているか?』」 ということについて、月足で始値をチェックしながら実際に計算してみました。
(但し、スワップ金利の推移まで調べるのは面倒だったので、毎日94円固定で計算しています。)

為替損益は実に真っ赤です(笑)
これだけ急激に下げる相場の中で、事前に定めた投資ルールを忠実に守り、毎月コンスタントに買い続けるのは精神的にも結構キツイかもしれないですね。。。 そして4年後、こんな感じになります↓

前月に得られたスワップ金利も翌月のリラ購入資金に充当されるので、最初のころは100リラ台しか買えなかったのが、毎月800リラ程度を買えるようになっています。これぞまさに複利の力ですね。

そして気になるのが、為替損益とスワップ金利を合算したトータルの損益。 結果は上の表にあるように、-27,000円ほどの赤字となりました。 ですが、現在は毎月6,000円近いスワップ金利が入る状態になっているので、為替レートが現状の32円台をあと5ヶ月も維持してくれれば、トータルの損益はプラスマイナスゼロにまで持っていけることになります。

この4年ちょっとで保有リラは2万リラ程度になっていますが、もしも2013年5月に54円でまとめて2万リラを買って今まで放置していたら、現時点の為替損益は約-44万円の赤、スワップ金利は約29万円程度入ってきますが、トータルでは約-15万円の赤です。
方や約3万円の赤字、もう一方は15万円の赤字。 毎月コツコツとドルコスト平均法で購入を続けるのと、高値圏で一度にまとめて購入するのでは、こんなにも大きな差が生まれることがお分かりいただけるかと思います。

これだけ一方的な下げ相場でもドルコスト平均法を使えば、損益は若干の赤字で済むドルコスト平均法ですから、横ばい相場や上昇相場では大きなリターンが得られます。

僕は今月からこの手法での投資を実際に開始しています。20年後に7600万円になっていることを夢見ながら・・・(笑)  

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こちらはメイン口座B こちらもトルコリラのスワップが高いので重宝しています。

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