こんばんは。

最近、選挙報道を見るのが楽しいです。
政治と経済は切っても切れない関係なので、投資活動をする上でも政治に関する情報収集は大事だと考えていて、毎朝、日経新聞を読むのを習慣にしています。日経新聞面白いですよ。

というわけで、今日は衆院選の結果を受けて、週明けの相場がどのように動くのかを予想してみたいと思います。

 
 
<スポンサーリンク>
 
 
 
 

終盤情勢の世論調査結果

今朝、終盤情勢の世論調査(2回目)の結果が発表されました。先週、序盤情勢の世論調査(1回目)が行われており、1週間空けて今回2回目の世論調査が行われました。
 
今回(2回目)の世論調査の結果を要約すると(数字は日経新聞の世論調査結果です)、
 
・自民党は1回目と2回目では横ばい(262議席)、公示前(290議席)に比べると28議席程度落とす見込み。
 
・希望の党が失速。1回目(69議席)と比べると2回目(55議席)で14議席落としている。公示前(57議席)と比べると2議席落とす見込み。
 
・立憲民主党が大躍進。1回目(45議席)と比べると2回目(54議席)で9議席上乗せしている。公示前(15議席)と比べると39議席上乗せの見込み。
 
 こんな感じです。
 
希望の党が1回目の世論調査で自民党から奪い取った議席が2回目ではそのまま立憲民主党にスライドしてきた格好です。
東京都議選で吹き荒れた小池旋風はすっかり止まってしまったようですね。
民進党を丸ごと受け入れなかったのは小池さんの戦略ミスだったと思います。これによって立憲民主党が誕生し、(本来は自分達が反自民の受け皿になるはずだったのに)反自民の受け皿を新たに作り出してしまいました。小池さんの『排除』発言に対する世論の反発の影響も大きかったようです。
 
ここで僕が注目しているのは、選挙戦が進むにつれて世論の支持を高めている立憲民主党の存在です。
 
 
 
管理人オススメのFX会社、メイン口座Aとして活用中です。 スワップ金利が高いので、長期保有投資に重宝しています。 
 
 
 

立憲民主党が躍進すると何が起こるか?

2回目の世論調査の通り、立憲民主党が自民党から議席を奪うと、当然のことながら自民党政権は弱体化します。
自民党と政策的に似た内容が多い、準自民のような希望の党が議席を増やす分には政権にはそれほどダメージはないと思っていましたが、反自民の立ち位置の立憲民主党が躍進すると自民党の政権運営にとっては面倒なことになります。
 
ポイントは立憲民主党が1回目よりも2回目で支持を伸ばしているという点です。2回目の世論調査の結果は今日の相場で織り込まれたはずですが、立憲民主党の勢いがあと2日間でどこまで伸びるか・・・という『伸びしろ』については相場は現時点では織り込めていないはずです。
 
立憲民主党躍進の背景にはネット上での立憲民主党の戦略の巧さが関係していそうです。
立憲民主党に関するツイート件数は自民党、共産党と共に上位グループに位置しています。
 
そういえば、枝野さんって昔からネット住民に人気があるんですよね。東日本大震災のときに毎日寝ずに記者会見を繰り返した当時官房長官の枝野さんに対し、ツイッターでは「枝野寝ろ」のハッシュタグで盛り上がったことを思い出します。

 

こちらはオススメのメイン口座B こちらもトルコリラのスワップが高いので重宝しています。
 
 

選挙結果による週明けのマーケットを予想

最後に、選挙結果のシナリオ別に、週明けのマーケットを予想してみたいと思います。
 
①自民党が2回目の世論調査よりも多く獲得(262議席以上)
 →マーケットの予想を上回る自民党勝利のため、円安株高
 日経平均15連騰も十分にあり得るでしょう。
 
②自民党が2回目の世論調査よりも少ない議席を獲得(262議席未満)するも、希望の党が2回目の世論調査よりも多い議席(55議席以上)を獲得
→希望の党は自民党と連携をとるはずなので大勢に影響はなし、株価・為替には大きな影響はなし
 
③自民党が2回目の世論調査よりも少ない議席を獲得(262議席未満)し、希望の党は惨敗、立憲民主党が2回目の世論調査以上の議席を獲得(54議席以上)
→これはマーケットにとってはネガティブサプライズなので、円高株安。立憲民主党の躍進次第では窓を開ける可能性もあるかと思います。
 
というわけで、みなさま、週明けのマーケットにはご用心ください。
 
以上、素人の妄想でした(笑)
 
 

↓ブログランキングに参加していますにほんブログ村 為替ブログへにほんブログ村

為替・FXランキング