こんにちは。
今日は2年ほど前から保有し続けている、長期スワップ用の損益状況を公開してみたいと思います。

<現在保有中のポジション一覧>

<クローズ済みポジションの損益>
●為替損益   : -94,391円
●スワップ金利 : +66,867円

現在保有中のポジションでの為替損益とスワップ金利を合算した損益合計は+23,940円、過去にクローズ済みの損益合計は-27,524円。
現在と過去を合算したトータルの損益合計は-3,584円と、ほぼトントン・・・というのがこれまでの戦績です。

クローズ済みのポジションの内訳は8~9割がトルコリラです。いままでヒロセ通商でトルコリラを保有していたのですが、最近、ヒロセのスワップ金利が減少気味だったため、一旦クローズして、スワップ金利の高いサクソバンクにポジションを引っ越しました。

今のところ、パフォーマンスが良いのが米ドル買いのポジション、逆に悪いのは言うまでもなくトルコリラ買いです。。。あとは豪ドル買いも赤字ですね。

通貨分散状況

こちらが現状の買い通貨と売り通貨の構成比を円グラフで表したものです。
新興国通貨はスワップ金利が高いですが、反面リスクも大きいため、全体の半分に抑えています。将来的には1/3にまで比率を下げたいです。

売り通貨は日本円の他、ユーロとスイスフランと3通貨に分散しています。リスクオフ相場になってしまうと、これらの3通貨はどれも高騰する傾向にあるので、それほどのリスクヘッジにはなりませんが、それでも円売り一辺倒よりはマシなのではないかと思って、このような通貨分散のポートフォリオを組んでスワップ運用を行っています。

※もちろん、ポジションは一度には買わずに時間分散のドルコストで少しずつポジションを積み上げています。

今、気になっている新たな買い通貨

現状、このような分散投資をしているのですが、今、新たな通貨をPFに組み入れようかと検討中です。それは中国元です。

先日から「みんなのFX」で中国元/円の取り扱いが始まりました。
スワップ金利は1万通貨で10円/日。現在のレートが約16.5円なので、1万通貨は日本円で約165,000円。スワップは年間で3,650円得られるので、レバレッジ1倍だと年間利回りは約2.2%です。
この利回りの数字は現状だと米ドル/円よりは劣りますが、豪ドル/円とほぼ同等で、かつては高金利通貨と言われた現在のNZドル/円よりは高い数字です。

新興国はどれも比較的似た値動き(リスクオフには売られる)をしますし、豪ドルとNZドルも似た動きをします。まだきちんと調べ上げてはいませんが、おそらく中国元は新興国通貨ともオセアニア通貨ともさらには米ドルとも異なる値動きをするのではないかと思っており、そうだとしたら利回りは若干低めですが、分散投資のPFに組み込むのも一案ではないかと思っているところです。


ここ8年間のチャートです。
人民元は徐々に切り上げされているという事情もありますが、若干高値圏に位置しているため、購入は時間をかけて少しずつ積み上げていく方がリスクが少なそうです。

中国元は国によって為替操作されているという悪いイメージで見られることもありますが、一方でリスクオフ相場などには中銀がしっかりと為替介入してくれるという期待もできるのではないかと思ったり・・・(あくまで想像の域です)。

中国元に関しての知識はまだまだ浅いので、もう少し勉強して、投資対象に組み込むかどうかを判断したいと思います。

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