こんばんは。

来月の衆院総選挙に向けて、思わぬ政界再編が進んでいますね。
思ったよりも面白そうな展開になりそうです。自民党圧勝というシナリオは消えそうなので、今後の相場にも影響しそうですね。新聞やニュースが面白い毎日が続きます。総選挙まで目が離せません。

 
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現在のスワップポジションについて

現在、僕は10種類の通貨に分散してスワップポジションを保有中です。

詳しいスワップポジションのポートフォリオは先日のこちらの記事(ロシアルーブルのスワップが気になる・・・)に円グラフを用いてわかりやすく記載しているので、興味がある方は是非ご覧ください。
 
要約すると、売り通貨は円、ユーロ、スイスフランの3種類の通貨に自分なりにバランスを考えて分散しています。
 
 
管理人オススメのFX会社、メイン口座Aとして活用中です。 スワップ金利が高いので、長期保有投資に重宝しています。
 
 

今週月曜日の北朝鮮外相発言によるリスクオフ相場で検証

僕の投資スタイルに対して、
「それだけ分散してメリットはあるの?結局、リスクオフ相場では全部マイナスに振れるんじゃないの?」
という疑問があるのではないかと思います。
 
そこで今日は、みなさんの記憶にも新しい今週月曜日、9/25の23~24時台に発生したリスクオフ相場について検証してみようと思います。
この時のリスクオフ要因は、北朝鮮の季外相が、最近のトランプ大統領の発言に対して、「アメリカは北朝鮮に宣戦布告したものである」と主張したことです。
 
この時、多くの円売りポジションはリスクオフの巻き戻しとなり、短時間で急激な円高に振れました。
今日はサンプルとして豪ドルを取り扱ってみます。
 
 
豪ドル/円はこの2時間で89.2円から88.5円まで約70pips急落し、次の1時間までを含めると一時90pipsまで下落しました。
 
 

スイスフラン売りは円売りのリスクヘッジになるか?

では、この時、スイスフラン売り(AUD/CHF)は円売りポジションのリスクヘッジとなりえたのでしょうか?
 
 
AUD/CHFはこの2時間で0.773から0.768まで50pips下落、更に次の1時間を含めると、3時間で一時的に90pips下落しています。
それ以外にも全体のチャートを見ても、AUD/JPYと似たような波形をしているのがわかります。
 
結論:スイスフランへのリスクヘッジの効果、ほぼなし(笑)
 
 
こちらはオススメのメイン口座B こちらもトルコリラのスワップが高いので重宝しています。
 
 

では、ユーロ売りはどうだったのか?

では、その時、EUR/AUDはどうだったのかを見てみましょう。

 
 
※EUR/AUDは上記2通貨ペアと違って、AUDが分母に来ているので上下逆に見る必要があります。
 
これが面白いことに、北朝鮮外相の挑発発言の影響をほとんど受けていないのです。
若干の上下はあれど、始値と終値で見ると、この2時間の変動は1.493から1.493と変動がなく、次の1時間まで含めると、AUDが逆に20pips買われる結果となっています。
 
ユーロもスイスフランも低金利通貨ですので、スワップ金利は円売りポジションと大して変わらない利回りが得られます。

たった1局面の分析ですが、スイスフラン売りは効果がなくとも、ユーロ売りに関しては一定のリスクヘッジが期待でき、円売り一辺倒のポジションばかりでポートフォリオを組むよりは安全性が高いと言えるのではないかと思っています。

 
みなさんの参考になれば幸いです。
 
 

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