こんばんは。

ついにトルコリラ最後の防衛ラインが今日決壊しました。
ただ、もしかすると、防衛ラインギリギリで今も持ちこたえられている状態かもしれません。
ですが、もう一段ガクッと売られると、あとはズルズル底なし沼かと思います。

 
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トルコリラ最後の防衛ラインとは

ご存知トルコリラ/円は史上最安値を更新中で、チャート上では全ての防衛ラインは既に決壊しています。テクニカル上では完全な底なし沼突入状態です。
 
そして、ユーロ/トルコリラも史上最高値を更新中。こちらはどこまで上がるかわからない青天井状態です。
 
そうなると、最後の頼みは米ドル/トルコリラです。
トルコリラを取引している世界中の人たちの中で最も見られているのは間違いなく米ドル/トルコリラ。この通貨ペアだけが今年1月に最高値を更新した後はずっと反落していたのです。
 
そのことをこちらの記事で紹介していましたが、記事をアップしたのは11/9のこと。まだ2週間も経っていません。
 
なのに・・・
 
(米ドル/トルコリラ週足)
本日、ついに防衛ライン決壊。
今年1月の最高値を更新してしまいました。
 
ただ!
今日は15時台に、もう一つの節目と言える4.000を目の前に3.977で反落し、現在3.95付近をウロウロという状況です。
このまま4.000を大きく超えることなく、持ちこたえてくれることが出来たとすれば、もしかすると、ここからトルコリラの反攻もあるかも・・・?
 
  
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と言いたいところですが、ファンダメンタルズも最悪です

テクニカル的には、ここを持ちこたえれば、トルコリラの急回復もあるかも?と願いたいところですが、実はファンダメンタルズも現在最悪の状況です。

 
今日、シリアのアサド大統領とイスラム国関連で会談したロシアのプーチン大統領が、明日はトルコのエルドアン大統領とイランのロウハニ大統領を招いて三者会談を行うようです。
ロシア・シリア・イランと言えば、イスラム国問題で欧米諸国が最も敵対視する3国。そこにトルコが急接近しているのです。
ただでさえ、トルコはアメリカとはビザの発給停止問題で関係がギクシャクしているのに、それに加えて、ロシア・シリア・イランに接近してしまっては、トルコの国際的評価はどんどん低下していくことが懸念されます。これは間違いなく為替にも悪影響を及ぼすでしょう。
 
 
 
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これからのトルコリラ戦略

 というわけで、僕のこれからの対トルコリラ戦略ですが、トルコリラ/円のチャートはもう見る意味がないので、米ドル/トルコリラのチャートに注目し、4.00を明確に上抜けしていくようなら、トルコリラ/円の買い下がりは中止しようと思います。資金的にはまだ余力はあるので、これまでに構築したポジションは損切りせずに放置します。
トラリピについても、米ドル/トルコリラが4.00を上抜けする場合については、トルコリラ/円のトラリピは停止する予定です。
その場合は、今後の長期スワップポジションは、南アランド、メキシコペソ、ロシアルーブル、米ドル、NZドル、豪ドルの5通貨に分散してトルコリラ以外でポジションを積み上げていこうと思っています。
 
いずれにしても、トルコリラは今週いっぱいが勝負ですね。
米ドル/トルコリラが4.00を上抜けすれば、この通貨ペアも留まるところを知らない青天井相場となる可能性が高いでしょう。
 
今週残り3日間、米ドル/トルコリラが4.00を上抜けするかしないかを注視していきます。
 
 

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